実験用雰囲気炉
【応用】:
実験用雰囲気炉は、不活性雰囲気または還元性雰囲気環境下で高温炭化処理を行う工業用装置です。新材料の研究開発、超硬合金の製造、セラミック焼結、炭素繊維の黒鉛化などの分野で広く使用されています。温度は1200~1500℃。
特徴:
l 炉体はフランジシール構造を採用し、高温シール材を使用することで、プロセス全体の雰囲気の安定性を確保し、外気の侵入や内部ガスの漏洩を防ぎます。
l 炉内の雰囲気を精密に制御することにより、高温での材料の酸化を防止し、特定の材料合成や加工目的を達成します。
l 炉は、加熱要素(炭化ケイ素ロッドやケイ素モリブデンロッドなど)と慎重に設計された断熱層構造を採用し、炉室内の優れた温度均一性を確保します。
l プログラマブル温度コントローラーを装備しており、さまざまな材料の炭化プロセスの要件を満たすために、セグメント化された加熱、保持、冷却を設定できます。
製品仕様
モデル | JT -SQL --45 | JT -SQL --128 | JT -SQL --250 | JT -SQL-432 |
高温ゾーンサイズ | 300*300*500 | 400*400*800 | 500*500*1000 | 600*600*1200 |
積載量 | 45L | 128L | 250L | 432L |
最高動作温度 | 1200~1500℃ |
温度均一性 | ≤±10℃ |
温度測定 | 赤外線光測定 |
炉内の作業雰囲気 | 真空・大気・空気 |
温度測定制御 | プログラム制御と手動制御 |
温度測定精度 | 0.2-0.75% |
温度制御精度 | ±1℃ |
加熱速度の制限 | 75℃/min |